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活性炭って?普通の炭とどう違うの?

ダイエットにも良いと話題になっている活性炭。

医療の現場でも使用されることから、体に良いことは分かるのですが、そもそも普通の炭とどこがどのように違うのでしょうか?

このページでは、「活性炭」と「炭」の違いについてわかりやすく解説します。

一番の違いは「吸着力」

木を燃やしてできる木炭には、目に見えない細かい穴が無数に空いています。

バーベキューの時に手で簡単に割ることができるのも、この穴があるため外部からの力に弱くなっているためです。

炭が消臭や水の浄化に適しているのは、この穴の中に臭いの分子や不純物を吸着して閉じ込めるからなのですね。

活性炭には木炭よりも多くの穴があいているため、表面積が炭の2~4倍もあるため、より多くの物を吸着することができます。

ちなみに、

  • 炭の表面積:1gあたり300~500㎡
  • 活性炭の表面積:1gあたり800~2000㎡

で、一般的には800㎡/g以上のものが活性炭です。

ちなみに炭1gは指の先ほどの大きさです。

1000㎡はおよそ300坪ですので、大きな田んぼ1枚分ほどになります。

単位が間違っているのでは?と思ってしまうほどにわかに信じがたい大きさですね。

これほどの表面積ですから、活性炭の吸着力が優れているのも納得です。

活性炭の吸着力 参考動画

着色料で赤くなった水をヤシ殻活性炭で濾過した実験です。

短時間で無色透明になっていますね。

炭と活性炭は作り方が違う

通常の木炭は、原料となる木材を長時間火にかけることで作ることができます。

木材が炭になる反応は「炭化(たんか)」と呼ばれます。

しかし、活性炭は炭化では製造することはできません。

炭化した炭をさらに水蒸気や二酸化炭素のガスを用いて加熱する「賦活(ふかつ)」と呼ばれる反応を経てようやく活性炭となるのです。

炭と水蒸気の賦活が進行するのはおよそ750℃、二酸化炭素の賦活は850℃以上で進行します。

つまり、木材を炭化したものが「炭」、炭を特殊な工程で加熱処理したのもが「活性炭」となります。

活性炭の原料

活性炭の原料となるのは、

  • 植物系原料(木材、果実の殻など)
  • 鉱物系原料(石炭、タールなどの石油関連物質など)
  • 廃棄物(工場廃液、廃プラスチック、建築廃材など)
  • 繊維(レーヨン、アクリルなど)

などです。

原料によってそれぞれの用途で利用されています。

活性炭の用途

食べる炭と呼ばれる活性炭の原料となるのは、主にヤシ殻や竹、赤松など植物系の原料です。

しかし、これは活性炭の用途の一種にしか過ぎず、浄水や排水処理、大気の浄化など様々なシーンで活用されています。

身近なものでは、空気清浄機のフィルターや、家庭用浄水器、タバコのフィルター、冷蔵庫の脱臭などにも利用されています。

活性炭の体内で吸着するものは?

医療現場では、体内に入った毒物を吸収するために活性炭が活用されています。

しかし、間違って毒物を飲むことはそうそうありませんよね。

では体内に入った活性炭は何を吸着するのでしょうか?

体内の毒素や老廃物

クレアチニン

クレアチニンは筋肉の活動に必要な「クレアチンリン酸」が代謝されたあとにできる老廃物です。

尿酸

「プリン体」が分解されたときにできるカスです。
通常は尿や便と一緒に排出されますが、排出できなかった尿酸は体内に蓄積されますので、痛風のリスクが増します。

フェノール

フェノールは腸内細菌によって腸内で産生される有機化合物です。
腸内環境の悪化の指標ともされており、肌荒れをはじめ様々な悪影響を示します。

参考資料:日本腎臓学会誌の学術記事

※活性炭は、クレアチニン、尿酸、フェノール、グアニジン塩基、有機酸を吸着すると記載されています。

食品に含まれる添加物

食品には合成着色料や酸化防止剤、保存料、甘味料など様々な食品添加物が使われています。

活性炭はこれらの添加物や、残留農薬などを吸着します。

余分な糖分や脂肪分

食事から摂取した余分な糖分や脂肪分も吸着します。

これらは体内の脂肪となって体に蓄積されますので、活性炭で吸着することでカロリーを抑えることができダイエットにも役立ちます。

ニオイ

胃の中で発生する悪臭や、便臭、おならのニオイも吸着してくれます。

体内の消臭をしてくれますので、体臭や口臭予防にも効果を発揮します。